予防接種のご案内
予防接種は病気の予防、また、かかっても軽くすむようにするために行うもので健康を守るために大変重要なものです。
予防接種には、麻しん・風しんなど法律で定められたもの(定期接種)と、ロタ・流行性耳下腺炎など任意で受けるもの(任意接種)とがあります。定期接種は対象年齢の範囲であれば公費負担で受けることができます。任意接種のワクチンに健康保険は適用されませんので、接種費用は自己負担となりますが、自治体によっては接種費用の助成が設けられています。接種スケジュールは以下のHPをご参照下さい。
ご予約について
当院では埼玉県内全市町村の定期予防接種、及び任意予防接種を受け付けております。電話もしくは窓口にてご予約下さい。
ご予約・お問い合わせ
TEL:048-786-6628
午前8:30~午後7:00(土曜は午後5:00まで)
休診日:木曜、日曜、祝日
接種にあたっての注意事項
- 接種予定の予防接種について、事前に自治体からの通知やパンフレットをよくお読み頂き、必要性や副反応についてご理解下さい。
- 当日、体調がすぐれない場合はご連絡下さい。
- 接種される方が未成年の方の場合は、保護者様の同意が必要ですので、保護者様ご同伴で来院して下さい。
- 母子手帳(小児の場合)、予診表(当院にもご用意があります)、保険証、こども医療費受給資格証(小児の場合)を持参して下さい。
- 副反応が生じやすい接種後30分までは院内でお待ち頂きますので、御了解下さい。
- 接種後は軽い運動は行って構いません。また、入浴も可能ですが、接種した部位は清潔に保つようにして下さい。
任意予防接種料金
四種混合(DPT-IPV) | 9,192円 |
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二種混合(DT) | 1,490円 |
日本脳炎 | 5,660円 |
小児肺炎球菌 | 9,450円 |
高齢者肺炎球菌 | 7,016円 |
ヒブ | 6,640円 |
水痘(みずぼうそう) | 7,360円 |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 5,120円 |
B型肝炎 | 4,300円 |
※料金は税込価格です。
助成制度のご案内
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桶川市
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北本市
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鴻巣市
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川島町
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久喜市
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埼玉県
高齢者肺炎球菌予防接種について
肺炎の原因菌の一つに肺炎球菌があり、この予防接種は肺炎球菌による肺炎や中耳炎、副鼻腔炎などを予防します。(全ての肺炎の予防ではありません)
定期予防接種の対象となるのは65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方、101歳以上の方です。また、60歳から64歳までの人で心臓、腎臓、呼吸器の機能やHIVによる免疫機能の障害により、身体障害者手帳1級をお持ちの方も対象となります。
肺炎球菌の定期予防接種(平成29年度)対象の方
平成30年3月31日までに65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方、101歳以上の方
※ただし、過去に肺炎球菌予防接種を受けたことがある方は対象外です。
65歳 | 昭和27年4月2日~昭和28年4月1日生まれ |
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70歳 | 昭和22年4月2日~昭和23年4月1日生まれ |
75歳 | 昭和17年4月2日~昭和18年4月1日生まれ |
80歳 | 昭和12年4月2日~昭和13年4月1日生まれ |
85歳 | 昭和7年4月2日~昭和8年4月1日生まれ |
90歳 | 昭和2年4月2日~昭和3年4月1日生まれ |
95歳 | 大正11年4月2日~大正12年4月1日生まれ |
100歳 | 大正6年4月2日~大正7年4月1日生まれ |
101歳以上 | 大正4年4月1日以前生まれ |
肺炎球菌の定期予防接種対象外の方
65歳以上で桶川市在住の方は、1回3,000円が2回まで助成されます(現物給付)。但し定期予防接種の対象者・過去5年間の接種者の方は対象外です。また、過去に定期予防接種を受けた場合は1回のみ助成されます。
75歳以上で北本市在住の方は、1回2,500円が助成されます(償還払い)。過去5年間の接種者の方は対象外です。
他の自治体の方は各市役所、町村役場にご確認下さい。
※5年経たない再接種は、注射部位の発赤や痛み、硬結などの副反応が強く出ることがあります。また助成対象にはなりませんので、ご注意ください。
高齢者肺炎球菌予防接種の料金
桶川市の方
・定期予防接種の方2,500円(生活保護受給者の方は無料)
・助成対象の方4,016円(税込)
・上記以外の方7,016円(税込)
北本市の方
県内他市町村の方(定期予防接種対象の方)
自己負担1,000~5,870円(市町村により異なります)
(参考)近隣市町の自己負担金額
・鴻巣市、伊奈町2,500円
・上尾市、川島町5,000円
・生活保護受給者の方は無料
県内他市町村の方(任意接種の方)
7,016円(税込)
※定期予防接種対象外の方に対する助成制度につきましては各市役所、町村役場にお問い合わせください。
高齢者肺炎球菌予防接種のお申込み
お電話または窓口でのご予約をお願いいたします。
接種当日は健康保険証、運転免許証、生活保護受給資格証など年齢と住所が確認できるものをご持参下さい。
埼玉県風しん抗体検査事業
風しん(三日ばしか)の抗体を持っていない、または抗体価が低い女性の方か妊娠前半期に風しんにかかると、心疾患や白内障、難聴など「先天性風しん症候群」の子どもが生まれることがあります。発生頻度について妊娠4~6週では100%、7~12週では80%、13~16週では45~50%、17~20週では6%、20週以降では0%という報告があります(日本産婦人科学会・日本産婦人科医会編集・監修「産婦人科診療ガイドライン産科編2014」より)。
妊婦は予防接種が受けられないため、抗体を持たない又は抗体価が低い妊婦の方は、可能な限り人混みを避け、周囲の方は風しんを発症しないよう予防に努める必要があります。
将来、妊娠を希望される女性やその配偶者、低抗体価の妊婦の配偶者の方は、埼玉県が無料で実施している「風しん抗体検査」を受けることで、風しんに対する免疫があるか確認することができます。
※さいたま市・川越市・越谷市の方は、各市での事業となりますので当院では受け付けておりません。
生年月日 | 女性 | 男性 |
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~S37.4.1 | 1回も接種していない | 1回も接種していない |
S37.4.2~S54.4.1 | 中学生の時に集団接種(1回) | |
S54.4.2~S62.10.1 | 中学生の時に個別接種(1回) | |
S62.10.2~H2.4.1 | 幼児期に個別接種 | |
H2.4.2.2~ | 2回個別接種 |
■昭和54年4月1日以前生まれの男性はこれまで一度も風しんの予防接種を受ける機会がありませんでした。
■昭和54年4月2日~昭和62年10月1日生まれの男女は,中学生の時に医療機関で個別接種を受けている年代でしたが,接種率が低く,十分な抗体を保有していない方が多くなっています。
対象の方
検査日時点で埼玉県内の市町村(さいたま市・川越市・越谷市を除く)に住民登録があり、次のいずれかの要件に該当する方です。(ただし、過去に風しん抗体検査を受けたことがある方、明らかに風しんの予防接種歴がある方若しくは検査で確定診断を受けた風しんの既往歴がある方は除きます。)
- 妊娠を希望する16歳以上50歳未満の女性
- 上記の配偶者(男性)(事実婚を含む)
- 「妊婦健診の結果、風しんの抗体価が低い(HI法で32倍未満の抗体価)と判明した妊婦」の配偶者(男性)
実施期間
平成30年4月1日から平成31年2月28受付分まで
料金
無料(全額埼玉県が負担します)
検査の流れ
Step1検査受付
当院では予約は必要ありませんので、診療受付時間内にご来院ください。「検査申込書」は埼玉県のホームページよりダウンロードできるほか、当院にもご用意があります。その際、確認のため健康保険証、生活保護受給証、運転免許証、パスポート、住民票のいずれかを窓口に提示してください。また、低抗体価の妊婦の配偶者の方は、妊婦の母子手帳も提示してください。なお、この検査にあたって食事による影響はありません。
Step2問診及び採血
問診の後に採血(約3ml)を行います。ご質問やご不明な点がございましたら遠慮なくお尋ねください。
Step3結果説明
4日ほど(休日は含まない)で検査結果が出ますので、ご都合のよい日にご来院のうえ、検査結果についてご説明いたします。